保育園の園庭に芝生のポット苗の植付を行いました

2022年6月20日(月)に西条町下三永の三永太陽保育園にて広島大学スポーツセンターで育成した芝生の植付を行いました。

広島大学スポーツセンターのアスレチックデパートメント部門(AD部門)では、「子どもたちに、運動したくなる環境を」を事業目的に、2020112日に東京の競技場で廃棄された芝生を譲り受けて学内で育成を始め、今年2022620()に西条町下三永の三永太陽保育園にて植付が実施可能となり、ポット苗の植付を行いました。

芝生化に向けて「てごう」という、エリア住民を巻き込んだ(住民参加)芝生管理による広島大学と地域コミュニティ(スモールコミュニティ:お互いが助け合えるしなやかなつながり)の形成を目指します。

※「てごう」とは,中国地方の方言で,「明日は田植えじゃけ―,ちーと,てごうして,つかーさいや。(明日の田植えを手伝ってください。)」と使われ,手伝う,助ける,力をあわせるなどを表す言葉。

植付の前には、「てごう」の西条農業高校の緑地土木科の生徒さんに、苗の搬出、植付場所の土壌整備作業等を実施してもらいました。

植付当日は、年長の園児たち33名と先生方、「てごう」の西条農業高校の生活科の生徒さん10名で植付作業を行いました。保育士志望の生徒さんが複数いました。また地域のまちづくり協議会の会長さんも駆けつけていただき、作業の「てごう」をしていただきました。

園庭中央部と他2か所の合計800株(800ポット)を植えつけました。9月に入ったら、一面に芝が拡がる予定です。ここからは植え付けた芝の育成作業を検証していきます。

 

西条農業高校緑地土木科の生徒さんによる苗の搬出と植付場所の土壌整備を「てごう」

 

西条農業高校生活科の生徒さんと園児たちの「てごう」

 

植付完了 中央部約600株(600ポット) 植付後11日後 横に伸び始める